コータリン&サイバラの 介護の絵本
コータリン&サイバラの 介護の絵本 / 感想・レビュー
nonpono
久しぶりのコータリさん。SPAの事件の現場のレポートが好きだった。2011年、くも膜下出血によって倒れたのは知っていた。本書は、2020年、西原理恵子がイラストで書いた介護の絵本。大きな活字で読みやすい。本人も何度も書いているが、寄り添う奥様が立派である。また、本人の前向きな心も、素晴らしい。ハワイへの旅は夢があるし 感動した。要介護5からリハビリを経ての旅。読む人に希望を与えると思う。そして、最新の介護の道具。どんどん進化しているんですね。介護の車も。もっと日本全国の現場や家庭に届けば変わると思った。
2024/06/20
marua
実際に介護を受けている作家が「自分の言葉で」体験を綴ってそれを読めるって、稀有なこと。しかもずーっと読んでたコータリンの文体から全然変わってない。それがうれしかった。車好きの観点も交えて語られる車いすの未来や介護車両の話は、経験がないからこそ新たな視点を与えられた感じ。明日は我が身として記憶しよう。それにしても、ご家族が素晴らしい。サイバラもちょいちょい毒入れてるけど、やっぱり優しいもんなあ。
2020/10/04
prime
やっぱり、コータリンとサイバラさんのコンビの本は最強! 一見介護の絵本と言う事で怯みますが、コータリンのエッセイにホロッとします。 一瞬コータリの病気について考え どうもお涙ちょうだい的に読みがちです。が!普通の普通のエッセイとして確立させるのはサイバラさんの絵です 誰でも 普通に介護出来る世の中を楽しく目指している大人の絵本です
2020/11/14
サクラ
週五でヘルパーさんを頼めるってすごいですよね。自動排泄処理装置や、福祉車両をぽんと買えたり…例えば今、介護で苦労なさってる方みんながこうなれば良いのに。
2023/07/09
長友雪乃
くも膜下で倒れた『要介護5』の著者からの目線。 最初はほぼなにも出来ないけれども諦めずに努力すれば出来る様なこともあることを教えてくれた本。 『要介護5』からいったいどのように見えるのか、感じるのか利用者の気持ち、体感、体験等が小難しくなく分かりやすく読める本です。 また、西原さんのイラスト+コメント?がまた面白く介護側からの目線もはいっている本です。
2021/05/14
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