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仰天・俳句噺

仰天・俳句噺

仰天・俳句噺

作家
夢枕獏
出版社
文藝春秋
発売日
2022-06-27
ISBN
9784163915562
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仰天・俳句噺 / 感想・レビュー

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starbro

夢枕 獏は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。本書は、夢枕節”炸裂の癌闘病×俳句(⁉)エッセイでした。 著者には陰陽師シリーズだけは完結して欲しいと思います。 最期に一句、「獏枕 夢枕かな 癌快癒」お粗末様でした(笑) https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784163915562

2022/07/13

ぐうぐう

リンパがん闘病中に書かれたエッセイ。とはいえ、これはいわゆる闘病記とは違うし、それ以前にまるで悲壮感がない。治療に専念するため、多くの連載を中断しなければならず、その中で考えたのは、創造すること、そして書くことであったとする夢枕獏の、まさしく全身小説家としての凄みに圧倒されるエッセイなのだ。もちろん、タイトルにあるように、俳句が重要な柱にはなっているものの、脱線に次ぐ脱線で、なかなか本筋に行かないのがおかしい。(つづく)

2022/07/26

Tanaka9999

2022年発行、文藝春秋の単行本。全7回+補遺+あとがき。決して、エログロなバイオレンスだけの作家と思ってた訳ではないが、どっちかいえば奇天烈なモノを書く作家というイメージのある人。本文中に「書いたあとで理屈を考える」と書いているが、(当然なのだろうが)後付けであってもしっかりした理屈を付けれる知識があるのはすごい。あと、調査しだすとキリがないから適当なところで走り出す、というのはよくある処世訓だが、実際それでうまくいくのはバランス感覚が適正だからだろうな。

2022/08/01

OHモリ

・俳句をテーマにしたエッセイなのだが、実は夢枕獏さんがどんな人間で作家としてどんな世界観で小説を書いているかがよく分かるような気がしてとっても面白かった(彼が書く小説の世界観が好みかどうかは別として)。縄文と俳句、アインシュタインのe=mc²まで出てくる世界観はとっても面白く興味深かった。詳細はblogで→https://plaza.rakuten.co.jp/drunk4374books/diary/202301010003/

2022/12/27

ガットウ

★★★★4.8点。ソノラマ文庫の頃からの夢枕獏ファンとしては、もう何と感想を書いて良いのかわからない!!ともかく最後まで追いかけます。

2022/08/03

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