クロコダイル・ティアーズ
クロコダイル・ティアーズ / 感想・レビュー
starbro
雫井 脩介は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。本書は、魔性の女サスペンス、一気読みしましたが、最期にサプライズがあれば・・・ https://books.bunshun.jp/articles/-/7438?ud_book
2022/10/22
ムーミン
雫井氏の作品を読むのは久しぶり。やっぱりモヤモヤ感を抱えたまま最後まで読ませていく力はさすがだと感じました。
2023/03/10
まちゃ
タイトルにすっかり騙されました。予想外の結末。何が真実なのか、先が気になって読む手が止まらない、家族の疑心暗鬼を描いたサスペンス。面白かったです。東鎌倉で陶磁器店「土岐屋吉平」を営む久野家。長男・康平の殺人事件を発端に嫁・想代子を疑う母親と、信じたい父親。ままならない家族の関係。
2022/11/22
イケメンつんちゃ
ハッピーバースデー んっー ダレノ 9つ めっちゃくちゃおもろかった 第168回直木賞候補作 単行本で読んでみました 飛龍十番勝負 第14弾 今回は 雫井脩介先生 1と2はお互いの家族の自己紹介 そして3 ししおとし ミステリー小説は殺されてなんぼ 青アザから 深い森に入って行きます ハラハラしながら 悪女街道まっしぐら いざ鎌倉へ 選評に 宮部みゆき先生の一言が カタカナのタイトルが残念 おっしゃる通り でも とってもとってもとっても大好きよ 雫井脩介先生受賞してください レッドラディエンス
2024/07/16
のぶ
とても多面的なサスペンスだった。陶磁器展を営む貞彦とその妻、暁美は近くに住む、息子の康平とその妻、想代子と幸せに暮らしていた。ところが康平が、想代子の昔の交際相手に殺されてしまう。被告となった男は裁判で「想代子から夫殺しを依頼された」と主張する。話は基本的に暁美や貞彦の視点で進行していく。想代子は作中、頻繁に登場するが、本当の心の内面が最後まで明かされない。想代子を疑う母親と、信じたい父親。全体が不気味で重苦しい空気を漂わせて進行する。想代子の強さとしたたかさがずっと際立った物語だった。
2022/10/06
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