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真夜中の密室

真夜中の密室

真夜中の密室

作家
ジェフリー・ディーヴァー
池田真紀子
出版社
文藝春秋
発売日
2022-09-27
ISBN
9784163916019
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真夜中の密室 / 感想・レビュー

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W-G

久方ぶりの、リンカーン・ライムシリーズ新作。タイトルや帯の売り文句から、かなり期待して読み始め、一日で読みきれたので、実際、面白いは面白い。ただ、三年待った甲斐があったといえるほど、期待通りではなかった。まず、メインのロックスミス事件が殺人ではないところが致命的で、他の事件も同時に色々進行させることで、退屈させないようには工夫されているが、やはりどこか、物語に緊迫感が足りず、のんびりした雰囲気が出てしまう。ライムが、市警に契約を解除されるくだりも、既視感が強く、どうせ最後には…と思っていたら案の定。

2022/10/06

starbro

ジェフリー・ディーヴァーは、新作をコンスタントに読んでいる外国人作家です。リンカーン・ライムシリーズも読み続けています。3年ぶりの新作、第15作は、途中まで快調に飛ばしましたが、最期あっさりし過ぎでした。 https://books.bunshun.jp/articles/-/4995#about

2022/11/07

パトラッシュ

リンカーン・ライムの新作が出ると「今回のどんでん返しはどんなものか」と期待しながら読み始める。開けられない鍵はないと豪語する<解錠師>の登場で、宿敵ウォッチメーカーに匹敵する大犯罪者との対決が見られるかとワクワクしたが、メーンに殺人事件が出てこないせいか妙に淡々と進んでいく。しかも結末はライムが脚本・主演・演出を兼ねた舞台だったとは、どんでん返しは不完全燃焼気味だった。読者を驚かすことに心血を注いできたシリーズなので、事前の期待値が上がりすぎて著者も苦労しているようだ。もうひと工夫をと望むのは贅沢なのか。

2022/11/08

KAZOO

久方ぶりのリンカーン・ライムとアメリア・サックスのコンビによる物語でした。最初は法廷でのライムの証拠がおかしいのではということから始まります。それがなぜそうなっているのかが最後にはわかります。途中ニューヨーク市警との契約も解消されたりします。それと同時に鍵のかかった密室に侵入してその証拠を残しまた密室にしていく、という手の込んだ犯罪が続けて起こります。ウォッチメイカーを髣髴させてくれますが今回のロックスミスはもう少し間抜けのような感じもしました。なぜこんな事件を起こしたのかすべてが最後にはすっきりします。

2022/10/03

久々のリンカーン・ライム。相変わらずの複雑で長いけれど、飽きることなく最後までスラスラ読了。やっぱりディーヴァーはハズレなし

2023/09/15

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