妖の絆
妖の絆 / 感想・レビュー
starbro
誉田 哲也は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。『妖』シリーズ第三弾は、欣治との出逢い、エピソード・ゼロ、江戸時代まで遡ります。相変わらず紅鈴は、粋で格好良く好い女?(妖or閻羅or闇神)でした。 https://books.bunshun.jp/articles/-/7669?ud_book 【読メエロ部】
2023/01/04
旅するランナー
妖シリーズ·エピソード0。紅鈴と欣治、出会いの段。物語は江戸時代へ。例え時代は変わっても、そのエログロはパワーアップし、オフビート感は健在です。これだけダークで、血まみれな主人公なのに、惚れてしまうのは妖術のしわざでしょうか。それにしても、これで現在過去未来いつでも設定できることになるわけで、鬼に金棒、誉田に万能感フィットやないかい!
2023/03/19
いつでも母さん
妖シリーズ最新作。第3弾にしてエピソード・ゼロ!欣治との出会い。欣治が鬼になるまで‥いや~良かった。欣治推しの私だが、今回は吉平が好い。くぅ~惚れてしまう。なのに・・(泣)闇神の方がよっぽど情があるのが切ない。いつの時代でもいい、紅鈴と欣治の物語まだまだ読んでいたい。
2023/01/16
イアン
★★★★★★★☆☆☆紅鈴と欣治の出会いを描いた妖シリーズ第3弾。時は江戸時代。人ならざる「闇神」として悠久の時を生きる紅鈴は、立ち寄った寺で貧しき少年・欣治と出会う。純真な欣治の底知れぬ恨みに触れ、紅鈴はある約束を交わすが…。鬼にして欲しいと願う程の憎しみ。時代小説は普段読まないものの、吉原ならではの妖艶さはまさに『鬼滅の刃-遊郭編』の世界観だ。帯で「エピソード・ゼロ」と謳っているが、時系列を順に遡っていく本シリーズにあっては「第2弾以降は全てエピソード・ゼロだろう」とツッコんだのは自分だけではないはず。
2024/08/05
タツ フカガワ
美貌の吸血鬼・紅鈴の出自を辿る“妖”シリーズ3作目は江戸の吉原が舞台。母親が吉原に売られた6歳の欣治に出会った紅鈴は、母親の代わりに吉原の女郎になる。そのころ加賀の前田家が抱える伊賀者が、闇神の不老不死の生き血を持ち帰るという藩主の命で紅鈴の行方を追っていた。波乱に富んだ内容と終盤の活劇に、伝奇小説の醍醐味を満喫して読了。読んでいる最中、ちらっと映画『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』を思い出しました。
2023/02/10
感想・レビューをもっと見る