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闘いの庭 咲く女 彼女がそこにいる理由

闘いの庭 咲く女 彼女がそこにいる理由

闘いの庭 咲く女 彼女がそこにいる理由

作家
ジェーン・スー
出版社
文藝春秋
発売日
2023-03-24
ISBN
9784163916750
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闘いの庭 咲く女 彼女がそこにいる理由 / 感想・レビュー

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mukimi

TVや雑誌やSNSで華やかな姿を見せる女性達へのインタビュー集。人に見られることを生業とし他者の期待に応えることに成功した女性達。意外だったのは、勇敢で自信に溢れているように見える彼女達の自己肯定感が低い言葉達。本当の自分を別に持ちながら世間のイメージを自ら進んで「演じて」いるかの様。私は人の目が気になるとか人前で上手く話せないとか悩むのだが結局、理想の自己イメージを「演じる」ことが出来ればその恐怖は払拭出来るかもしれないと気付いた。「私なんかがという思いが私を助けたことは一度もない」のだ(前書きより)。

2023/12/12

青木 蓮友

読みごたえがありましたね、皆さんものすごく素でそこにおられた様子がありありと。スーさんの誠実な佇まいがきっとそうさせたのでしょう。それにしても、皆さんの真顔が迫りくるというか。正直なんだかずっしり重くて、「素敵、いいなー」みたいな感じにはわたしはならず。まあタイトルも「闘いの庭」だし、たしかにそうだし。決してあきらめず自分を信じて永遠の微調整、わかります、そりゃあわかりますとも。こんなにわかるのに拭えない違和感はなんだろう、、トーンが深刻すぎるのかな、単に好みの問題だろうか。笑顔が一切浮かばないのです。

2024/02/20

ゆみのすけ

田中みな実、神崎恵、辻希美、野木亜紀子、吉田羊、浜内千波など、それぞれの分野で活躍する13名の女性著名人に著者がこれまでの歩みをインタビューしたもの。分野は違えど、多くの方に共通していたのが、周りに何を求められているのか、察知する能力が高く、自分のためではなく、求められた自分を自己プロデュースしていること。そして、元々は自分に自信がない彼女たちだが、他人の求めに応じるうちに、自分がやってきたことをきちんと自分で認められるようになり、自信に繋がったようだ。これが成功できた秘訣なのかと思い、ふむふむと読んだ。

2024/03/09

大阪のきんちゃん2

13人の女性へのインタビュー&取材+著者の見解からなる評伝、といったところでしょうか。 柴田理恵・君島十和子・吉田羊・辻希美・田中みな実・山瀬まみ・北斗晶…存じ上げていたのはこれらの方々。後は申し訳ないw存じ上げませんでした。 様々な女性の生き様が垣間見えてそれなりに面白かったですが、羨ましいとか憧れるといったものはなくアッパレとしか言いようがないデス。ある種のあけすけさには驚きも。 数々の誹謗中傷に耐え打ち勝っている姿は尊く、敬意を表します。 彼女等の生き様が活字になることの意義は大きいと思いました。

2024/09/18

*+:。.もも.。:+*

美容系の人は存じ上げないのだけど魔女っ子メグちゃんみたいな名前の人、元Jリーガーの元旦那が一円も養育費を払わなかったって書いていて誰だろうとググったら意外な人でびっくりした。野木亜紀子、吉田羊、田中みな実、辻希美、北斗晶、一条ゆかり、みんなそれぞれ闘っている。スーさんの文章がグッとくる。

2024/01/26

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