芥川賞全集 第十六巻
芥川賞全集 第十六巻 / 感想・レビュー
kaizen@名古屋de朝活読書会
短編5話。第106回松村栄子「至高聖所(アバトーン)」第107回藤原智美「運転士」第108回多和田葉子「犬婿入り」第109回吉目木晴彦「寂寥郊野」第110回奥泉光「石の来歴」一番記憶に残った標題は、犬婿入り。
2014/01/27
押さない
『至高聖所』松村栄子 キャンパスライフ風景を小気味良い文体で通しているところは良い。舞台シナリオから古代ギリシャの夢治療につなげるのはやや強引。真穂、姉、彼氏、先輩の方へ広がせてほしかった。
2023/05/26
うぃっくす
面白い話が多かった。 至高聖所→面白かったんだけどもっと つくばの独特さが出てたらよかったな。 運転士→ぐるぐる系。 「運転手さん」と言われて「運転士です」と答えるあたりグッド。 犬婿入り→前半の異質さから後半は平凡な感じになっちゃうけど現実ってそんなもんかなと思うのでよかった。 寂寥荒野→結局アメリカ社会で日本人は完全になじめないし、というつらさと妻や母親を思いやるただの家族のお話とがよくマッチしてると思う。 石の来歴→この話大好き。説明すると長くなるけど最後で題名の意味がつながる。これもぐるぐる系。
2018/03/06
ハニ
松村栄子目当てで
2011/08/08
かっこ
松村栄子 「至高聖所」/藤原智美 「運転士」/ 多和田葉子 「犬婿入り」/吉目木晴彦 「寂寥郊野」/ 奥泉光 「石の来歴」。 「石の来歴」がよかった
2023/09/25
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