芥川賞全集 第十八巻
芥川賞全集 第十八巻 / 感想・レビュー
kaizen@名古屋de朝活読書会
117(1997E) 目取真俊 水滴 文學界。 118(1997L) なし。 119(1998E) 花村萬月 ゲルマニウムの夜 文學界。 119(1998E) 藤沢周 ブエノスアイレス午前零時 文藝。 120(1998L) 平野啓一郎 日蝕 新潮。 121(1999E) なし。 122(1999L) 玄月 蔭の棲みか 文學界。 122(1999L) 藤野千夜 夏の約束 群像。 選評、受賞者のことば、年譜。選評上から目線が笑える。読者視点は勉強に。平野啓一郎は愛知県蒲郡の出身。日蝕を最初にこの本で読んだ。
2013/11/14
うぃっくす
今回全部面白かった。もう2000年近いから感覚が似てきたのかな。 「水滴」→沖縄小説けっこう多いけどよかった。 「ゲルマニウムの夜」→閉鎖された教会兼牧場の感じの雰囲気がよかった。 「ブエノスアイレス午前零時」→この話好きだな。どうってことない内容なんだけど上手く書いててこれが受賞するのはわかるな。芥川賞っぽい。 「日蝕」→薔薇の名前読んでるような気持ちになった。 「陰の棲みか」→ほこりっぽい密集した集落とそこで暮らす息が詰まるような雰囲気。「夏の約束」→文章の軽さが新鮮だった。
2018/06/05
乱読999+α
芥川賞117回(H9上期)から122回(H11下期)までの6作品。図書館で借りたが、ここ2年ほど誰も借りた形跡なし。(笑)また、選者の感想、経過が記載されてこれが中々面白い。ただ、全集のため、作品毎の感想が記述し辛い。備忘録代わりに、コメント欄に感想を記載しますので、悪しからず。
2015/04/04
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