KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

寺内貫太郎一家 向田邦子全集〈新版〉 第四巻

寺内貫太郎一家 向田邦子全集〈新版〉 第四巻

寺内貫太郎一家 向田邦子全集〈新版〉 第四巻

作家
向田邦子
出版社
文藝春秋
発売日
2009-07-28
ISBN
9784166417100
amazonで購入する

寺内貫太郎一家 向田邦子全集〈新版〉 第四巻 / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

shiozy

傘がないと嘆いたのは井上陽水。読む本がないと嘆くのはshiozy。本を買いに行こうと思えども、娘が乗って出たので本屋さんにも行けない。ということで、ローテーションの谷間の定番、向田邦子全集である。

2015/11/20

たつや

寺内貫太郎一家、懐かしいなあ!子供の頃に、学校から帰るとやってた再放送で毎日見た記憶があります。西城秀樹が吹っ飛ばされるのが好きで、おやつを頬張りながら夢中で見てました。ザ・昭和という感じで、こういうオヤジが昔は街にあふれていた気がします。本当に懐かしい。これを、おもしろいと言わずして、何を面白いといえよう!

2016/07/21

ぐうぐう

小説版『寺内貫太郎一家』はドラマ版のノベライズ、それ以上でも以下でもない。しかしそれは、向田邦子の意図するところなのだろう。普通、TVドラマや映画を小説にする場合、どこか高尚で芸術的な味付けを施してしまいがちになるものだ。ところが向田は、ドラマと同じように、貫太郎が家族をぶっ飛ばし、きんの口からポロポロと御飯粒を零させ、「ジュリー」と叫ばせるのだ。その漫画チックですらある描写は、しかし、ドラマのムードや精神を忠実に再現している。ドラマを愛した作者が、ドラマを愛した視聴者に届ける、これは素敵なノベライズだ。

2010/02/09

hiroshi

石屋の寺内貫太郎一家の日常を描いた物語。短気で涙もろくて純粋な親父は、気に入らないことがあると口よりも先に手がでる。娘の静江は幼い頃、親の不注意で足に一生のケガを負ってしまうが、全く恨んでいない。この設定は向田邦子らしさを感じます。全部で12話ありましたが、ほとんど最後は号泣。心を洗い流してくれる素敵な本でした。昔はこんなホームドラマ多かったなぁ。

2016/04/10

ろこぽん

ドラマ観てるよう。風景が浮かぶ。夫唱婦随な夫婦の形、今こんなドラマ放送したらどっかの団体に怒られそう。里子の「でもねぇ、お母さん、女としてとっても幸せだったと思ってるの。こういう幸せは、もう日本の女ではお母さんが最後じゃないかしらねぇ」で安心しました。

2021/09/18

感想・レビューをもっと見る