男どき女どき[エッセイ] ほか 向田邦子全集〈新版〉 第十一巻
男どき女どき[エッセイ] ほか 向田邦子全集〈新版〉 第十一巻 / 感想・レビュー
shiozy
今週の読書予定を読み終えて、読む本がない。そんな読書の谷間の定番はこれ。
2016/02/05
あいくん
☆☆☆図書館に向田邦子全集がそろっていました。 全11巻と別館2冊のあわせて13冊です。 分厚くなくて読みやすいです。 この巻は「男どき女どき」の他に、向田さんが若い頃勤務していた「映画ストーリー」の編集後記、映画に関するもの、源氏物語に関するものなど収められています。 詳しい年譜もあります。「映画ストーリー」の編集後記は昭和27年から36年までと長期にわたっています。 向田さんの23歳から32歳までです。 向田さんは「映画は私たちの夢」だと書いています。 テレビが普及する前はまさに映画の全盛期でした。
2018/04/01
ぐうぐう
『向田邦子全集』最終巻である今巻には、彼女が脚本家デビューする前に所属していた洋画雑誌「映画ストーリー」に書いた記事が多数収録されている。これらの記事を読んでいて気付いたのは、彼女のドラマやエッセイに見られる人間に対する観察眼が、映画鑑賞を通じて育まれてきたものではないだろうか、ということだ。映画とは、つまり物語であり、そして人間そのものを描いている。しかし彼女の興味は、映画の中に閉じてはいかない。そこから現実の日常へ、そして人間へと広がっていく。
2010/10/28
こがね丸
向田邦子のエッセイは面白い。 題名がまずよい。 「男どき女どき」なんて題名をいつ思いつくんだろう。
2013/06/27
ぺこちゃん
いつものことながら向田さんにはうならされる。うますぎる。文章が。。。「ゆでたまご」に特に印象つけられました。
2011/07/20
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