スポーツマンガの身体 (文春新書 325)
スポーツマンガの身体 (文春新書 325) / 感想・レビュー
さや
スポーツマンガの考察とともに、身体論と絡めて述べられている。著者自身がそのそれらのスポーツマンガのファンであることが感じられて私自身楽しく読めた。
2016/10/31
ワダマコト
未読の原作を読んでから、再び読むことにする。
2013/04/14
みの
あしたのジョー、巨人の星、スラムダンク、バガボンドが好きなことから本書を手に取る。未読で本掲載されていた奈穂子、ピンポン、バタアシ金魚もいずれ読んでみたいと思う。ジョーや武蔵とは時代が違うので比較しようがないが、彼らの生き様と今の自分の生き様とを比べてここ最近牙がもがれ潔さがなかった。臍下丹田という言葉がある通り、今一度肚を据えていきたい。いつどこにいても恥ずかしくない様がっかりされない様自信を持ってやれるよう生きていく。自分が最初に読んだ長編小説が吉川英治著の宮本武蔵。また、読み返してみようかな。
2019/11/01
taka
再読。スポーツマンガを題材に、身体の使い方や感覚、画の表現などについて考察されてます。著者は自己啓発の本が多いイメージでしたが、本書は異なりました。読んだことのない作品が題材となっている章も、丁寧に説明されているので分かりやすいです。取り上げられている作品の中では「スラムダンク」を子どもの頃に読んでましたが、あらためて読みたくなりました。本書の後なら深く理解できそうです。「奈緒子」は本書をきっかけに全巻買い揃えて読みました。
2017/07/12
いんなうぇい
著者のイメージが変わった一冊。教育学や言語学の専門家で、大人しい感じの方と思っていたが、身体論の専門家でもあるようだ。花形満の影響から、砲丸投げの鉄球でキャッチボールをして指から血を流していた話は新鮮だった。意外に熱い少年だったのだなと。 普通に読んでもスラダンやピンポンは面白いが、更に新たな視点を与えてくれる本だと思う。もう一度漫画が読みたくなる。スポーツ漫画や中継を見ると、自分もプレイしたくなるが、あれは身体感覚の伝達によるものだと言われてなるほどそうかもしれないと思った。
2016/10/18
感想・レビューをもっと見る