今は昔のこんなこと (文春新書 569)
今は昔のこんなこと (文春新書 569) / 感想・レビュー
アーちゃん
2007年発行。大正生まれの愛子先生が、今は既にないもの(言葉含む)や、形を変えたものなどをタイトルにしてつぶやき、時に怒る(いつもの事ですが)エッセイ集です。私の家には明治生まれの祖母がいたため、大体のモノ(言葉)は既知でしたが、さすがに弊衣破帽と腎虚は知りませんでした。蝿いらずはハエトリリボンだし。ましてや平成生まれのお孫さんの世代だとほとんどがわからないのでは。寝る前に少しずつ読んでおりましたが、何を語ってもサバサバした愛子先生の文章が心地よかったです。
2018/04/06
kinupon
本当に今は昔の物や事柄ばかりです。歴史の中で埋もれてしまう物・・・・少しは思い出してみることも必要ですね。
2014/02/17
酔いよい
腰巻に始まり、蚊帳、アッパッパ、押し売り、五右衛門風呂、火鉢、ステテコ・・・と、かつて庶民の暮らしのなかにあった懐かしいモノたちや日常の風景、エピソードを面白おかしく綴ったエッセイ集である。軽妙洒脱な文体、ユーモアにあふれ蘊蓄にも富む。大正生まれの愛子さん、下ネタ話などもあっけらかんと語ってみせる。お孫さんとのまるで噛み合わない会話のエピソードも微笑ましい。現在90歳。お元気でいらっしゃるようだ。昔読んだ『戦いすんで日が暮れて』をもう一度読んでみたくなった。
2014/05/20
ごへいもち
あまり面白くなかった。下ネタが多すぎ。切れ味も鈍い。こんなものかなぁ
2010/05/09
みさみさ
そのまま。今は昔のグッズや最近見かけないよね、こんな人。とか、こんな言葉使わなくなったな。的なものをいろいろ紹介してくれて、現代的なお孫さんとの思うようにいかないやり取りも面白い。私も知らないことやものがいっぱいあるけど、こういったことは誰かが語り継がなければいけないよねー
2014/10/01
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