「おそ松くん」と昭和こども社会 シェーの時代 (文春新書 642)
「おそ松くん」と昭和こども社会 シェーの時代 (文春新書 642) / 感想・レビュー
kinkin
「おそ松くん」は六つ子の中のひとり。他のキャラ、チビ太やデカパン、イヤミ他のキャラも懐かしい。シェーというのはイヤミがするポーズのことで子どもの頃、同世代なら必ずといっていいほど真似をしたと思う。サブタイトルの「おそ松くん」と昭和こども社会、おそ松くん全集という本を基に当時の子ども文化や世相などを著者の解説。赤塚不二夫の漫画から生まれた流行語も多い。そんな流行語を使って笑って遊んだ子どもたち、皆50代後半から60代以上だと思う。時の流れが早いことに「シェー」だ。
2017/11/12
阿部義彦
私も著者の泉麻人さんと同じで、赤塚さんの作品では、おそ松くんが一番なじみが有るので、楽しく読めました。アニメのおそ松くんの主題歌「デカパンのパンツから猫五匹♪」は今でも歌えます!今からすれば、何とも牧歌的なギャグ漫画でしたが、結構高度な試みもされていて、流石ギャグ漫画の神様だけのことはあるなあと、懐かしくも認識を新たにしました。
2015/06/27
takao
ふむ
2024/05/15
あーさー
「おそ松くん」を振り返りながら、連載されていた当時の実際の町の状況を綴っている1冊。リアルタイムで読んでいた泉麻人さんだからこその描写が面白く、マンガのカットが多数収録されているのも嬉しかったです。
2022/10/17
つちのこ
赤塚不二夫のマンガ『おそ松くん』でイヤミがシェーを始めたのは1964年後頃だといわれている。私が小学校に入学したころで、子供たちは皆これをまねていた。当時のアルバムを見ると、近所の悪ガキどもと並んでシェーをしている写真が残っているほどだ。とにかくすごい人気でシェーは怪獣映画でもゴジラにこのポーズをとらせるほどだった。今の世でここまで子供を熱狂させるものがあるのだろうか。貧しかったけど、幸せだった昭和の時代が懐かしい。(2008.8記)
2008/08/30
感想・レビューをもっと見る