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断る力 (文春新書 682)

断る力 (文春新書 682)

断る力 (文春新書 682)

作家
勝間和代
出版社
文藝春秋
発売日
2009-02-19
ISBN
9784166606825
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断る力 (文春新書 682) / 感想・レビュー

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mitei

初勝間本。思ったよりも常識的なことが書かれていた。しかし断る力はどのタイミングで付けていくのかが難しい問題だ。

2011/01/18

みゃーこ

断ることに対するネガティブなイメージは日本人特有の成育環境から来る思考形態であることを認識し、まず断ることに対する肯定的な側面を説明しパラダイム変換を図ること。断るという主体的意思表明をするためには、自分の得意不得意を自己覚知しておく必要があることが分かってくる。自分の得意分野に全エネルギーを注ぐためにも不得意分野を切り捨てて行く。結果として相手との関係性が「WIN-WIN」になる。即ち互いに活かし補い合う関係だ。ことほどさように「断る」という行為は成熟した自己認識と思想が必要だった。難しいわけだ。

2013/02/06

月讀命

強い。勝間さんは強すぎる。人間、コモディティー(汎用品)、ゼネラリスト(一般社員)にはなるな。自分の得意分野を磨き、極め、何事においてスペシャリストになれ。自分の得意分野に全エネルギーを注ぐためにも、不得意分野を切り捨てていく。断っていく。そして比較優位な自分を作ることが成功に継ると読んだ。私の様なただのの凡人が、全てを断っていたら、自営業なら仕事は来なくなる。会社員ならクビになるのは必然。自分自身を極め、人間の軸が完成し、それなりの立ち位置が決まった勝間さんだから言える話であり、それからの処方である。

2010/07/10

mura_ユル活動

ようやく拝読。「読みたい本」で塩漬けになっていた感。サラッと読むことができました。協調性と同調性は異なる。日本人の傾向の一つに同調性がある。良い時もあるけれど悪いこともある。悪いことは、考えなくても良いこと・コミュニケーションが少なくてよいこと。断ることは考えること。自分に責任を持つこと。自分の不得意は触れないで断る。自分の得意を行い、他人の得意にカバーしてもらう。まずは自分を知ること。この本の対照は35歳までの人が対象だけど、40、50でも会社のイエスマンに読んでもらいたい本。2009年の発行。

2014/03/28

harass

題名だけ覚えていたカツマーの本を手に取る。人にやらされる仕事をこなすだけから、専門家になるための時間を得るためには、本当に必要ではない仕事は断らわないといけないと著者。拒絶するのではなく、相手も納得する逆提案をできるぐらいの説得力と思いやる心が必要と。なんという意識の高さに唸る。んまあ売れるのがわかる本。密度の高さに納得の読書。まあ実際にできるかどうか、認められるほどの実力と結果を出さないといけない。客観的な評価の受け方も詳しい。しかしまあここまでやるのかと驚き呆れる。一般人でよかったとも。良書。

2022/02/15

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