父が子に教える昭和史 (文春新書 711)
父が子に教える昭和史 (文春新書 711) / 感想・レビュー
mitei
いろんな人の歴史観が混じって中々カオスな感じの昭和史って感じだった。歴史を語るというのは難しいなと思った。
2014/04/03
kinupon
戦争の惨さや虚しさが伝わってきます。平成が終わる今だから改めて父から子へ戦争の話をしなければならないと感じました。
2018/12/29
mura_ユル活動
「父が子に‥」の題は、「お父さんもこのぐらい理解していないと」とする危機感をあおったものか。小学生以下の子供に説明できるほどには、優しいものではない。昭和時代の戦前・戦中と戦後に大きく分かれキーワードで短編化されている。作家や学者、史家らがそれぞれの編について担当。やはり関心は第二次世界大戦に至るまでの内容。東條英機とエリート参謀の項目では今まで知らなかった側面が見れた。
2013/06/29
カブトムシ
福田和也さんは、「作家の値うち」「総理の値うち」で大変な読書人と思った。この本の「2満州事変、日本の侵略なのか?」も参考になる。因みに、尖閣諸島の国有化の時に、私は、中国の大学で日本語を教えていた。バスから「日本人とその犬は出て行け」と大きく書かれた看板を見ながら、大学に通っていた。中国では満州事変は、「9.18事件」とかいう。その国有化の年の9月18日には、大学が黒塗りの公用車を出してくれ、授業の送り迎えをしてくれた。そして、私は寮でじっとしていた。他の日本人教師もそうだった。私のささやかな体験である。
あっきー
⭐3 新しい教科書を作る人たちが何人か書いていて自分は全く縁遠いのだが自虐史観とか押し付け憲法をどう言っているのか一度読んでみようと思った、分かりやすくザッと読めたのは良かったが、仕事で気分が下がっているときに読むもんじゃなかった…
2021/07/06
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