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家族の悪知恵 (身もフタもないけど役に立つ49のヒント)

家族の悪知恵 (身もフタもないけど役に立つ49のヒント)

家族の悪知恵 (身もフタもないけど役に立つ49のヒント)

作家
西原理恵子
出版社
文藝春秋
発売日
2014-05-20
ISBN
9784166609697
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家族の悪知恵 (身もフタもないけど役に立つ49のヒント) / 感想・レビュー

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パフちゃん@かのん変更

前作『生きる悪知恵』に続き、悪知恵シリーズ2冊目。優等生の回答ではないが、本当に役立ちそうなやや怪しい回答で小気味よくバッサリと一刀両断。お見事です。そこには歯に衣着せたような曖昧な物言いは一切なく、「子供の手をしっかり握ってダンナは川に流しましょう」「子どもは北朝鮮と思ってネゴシエイトすべし」とか、気持ちいいほどはっきりした回答ばかり。それがいいか悪いかは読み手に任せるけれど、カッコいい生き方だと思う。

2015/07/09

しゅわ

【図書館】ベストセラーになった『生きる悪知恵』と同様、相談者の悩みにサイバラ節がさく裂する一冊。夫婦、子育て、ちょっと変わった家族、人生の選択、親兄弟…など家族の問題が第二弾のテーマ。いろいろな苦労を乗り越えた西原さんの言葉は妙な説得力があり、普通じゃなくても良いんだな…とホッとできます。高1の息子さん、中2の娘さんとの座談会も収録されていて、漫画のネタにされた子供時代、お父さんのこと、そして母の恋人の存在!?まで話題になっていて…お子さん達はそんな風に思っているんだなぁ~とおもしろかったです。

2014/10/04

まーちゃん

「生きる悪知恵」第二弾。「家族」はきっと人間関係の中で一番厄介なもの。西原さんは常識にとらわれず具体的な方法で、厄介な家族の問題をスパンスパンと切っていく。気持ちいい!ニヤニヤ笑いが止まらない。/子どもを怒らなくていい環境はどこかを考えよう。選手である前に親であれ。お母さんと弟は交通事故で死んだと思え。有料サービスに切り替えよう等々。字面は刺激的だが、西原さんはどれも真剣に相談者のことを考えて助言している。自分の中の優先順位が常にブレない、しなやかで強かで時に侍のような西原さんは、やっぱりカッコいい!

2015/05/28

みゃーこ

一番インパクトがあったのが、娘が将来バツ2になって子供を連れて帰ってくることをあっけらかんと予言して喜んでいる著者の価値観に家族とか幸せの基準というのは本当に人さまざまなんだな。と笑った。失敗がすべて不幸を招くのではなくあらゆる考え方によって現実はいくらでも修正可能。特に子供の幸せを基準に考える時はまして柔軟性が必要。何が正しいかをあらかじめ決めてがちがちになるより、こんなあっけらかんとした母。世間と波長を合わせるのは大変だけど、基準は子供への愛と責任があれば。こうやって子供はわかってくれるものなんだな。

2014/12/30

さらば火野正平・寺

『生きる悪知恵』の続編で家族の悩み限定。やはり深い愛情たっぷりで、どの解答もいちいち頷ける。巻末には『毎日かあさん』でお馴染みの西原&鴨志田穣の子供、ガンジ君とひなちゃん登場の座談会が。鴨ちゃんの一番好きな人物がガンジーだった事を思い出し、ちょっとじんわりしてしまった。あれだけプライバシーを暴かれた子供達は今どんな感じなのだろうと思って読む。至って普通のいい感じのお子さんだ。座談会の雰囲気も良い。きっとこの子達を取り巻く大人達が良いのだろう。一読して、なんだか幸せになれるような気分になった。

2014/06/15

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