日本の黒い霧 上 (文春文庫 ま 1-2)
日本の黒い霧 上 (文春文庫 ま 1-2) / 感想・レビュー
Yasutaka Hori
上巻は旧版で。うーん、ちょっとピンとこないかなぁ。。。戦後の混乱期における不可解な事件を松本清張なりに追う形を取っているが、流石によく分からないことが多すぎる。そして、なんか松本清張の小説の時に見せる緻密さがあまりみられず、大胆な予測といえば聞こえがいいけど、主観すぎじゃない?と思わずにはいられない。けど、地道に下巻まで読んでみよう。
2019/02/09
はるな
本の中に挙げられている事件そのものをリアルタイムで見てはいないため、清張の推理が妥当であるか、突拍子もないものであるかについては判断出来なかったが、戦前・戦後の日本の空気感が伝わってきて面白い。GHQの支配下であること、アメリカ軍内でも派閥があったこと、日本では共産党が台頭していた時代であったこと、、など当時の世相を映した読み物として楽しませてもらった。
2019/10/05
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