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波の塔 下 (文春文庫 ま 1-6)

波の塔 下 (文春文庫 ま 1-6)

波の塔 下 (文春文庫 ま 1-6)

作家
松本清張
出版社
文藝春秋
発売日
1974-09-25
ISBN
9784167106065
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波の塔 下 (文春文庫 ま 1-6) / 感想・レビュー

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だい

男と逃げてもよかった。ただ、そうしなかったのは、夫を愛していたからだろうかと思う。純粋で素朴な愛は哀しい結末を迎えたが、それで良かったのかもしれない。もうどこにも心の置き場はなかったのだから。

2019/09/10

ララママ

登場人物たちがある事件の元に巻き込まれてゆく。どこにも行けない道に向かっていく頼子の姿が物語のエンディングがこの物語を象徴していたような気がします。夫との拘置所での面会場面が緊張感があり印象的でした。 現代の恋愛模様と比較すると、あまりにも速攻で動きすぎる今と対比して気持ちの流れ自体にも時間を感じさせられました。 登場人物はちょっと刹那的で私には甘すぎたかな?

2016/06/19

るつ

一気に読了。下巻の方が話の展開が早かった。最後はやるせない気分。他にも選択肢はあっただろうと思う。

2022/09/26

コルネリア

松本清張だけれど、ミステリーではない…。 でも、こういう恋愛寄りの作品もいいかも。

2018/09/14

mike

今度青木ケ原樹海に行くので、樹海が出てくるというこの本を読みました。諏訪で出会った人と偶然深大寺で再会し、また友達の結婚式で偶然会い、また検事さんが付き合っている人妻の夫が逮捕されて自分の部署で取り調べることになったりと偶然のオンパレードに大笑い。作中人物も言っているけど世間が狭すぎ。^^ 登場人物の行動にツッコミを入れるのが楽しい本でした。

2014/10/05

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