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事故 (文春文庫―別冊黒い画集)

事故 (文春文庫―別冊黒い画集)

事故 (文春文庫―別冊黒い画集)

作家
松本清張
出版社
文藝春秋
発売日
1975-07-25
ISBN
9784167106102
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事故 (文春文庫―別冊黒い画集) / 感想・レビュー

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舞台は山梨県巨摩郡で21歳の男性の遺体が発見され、次の日に女性・浜口の絞殺死体が見つかったことから始まる。その女性は興信所員だったことから謎を解き明かしていく。高橋への捜査員の懐疑的なやりとりが序盤は続いた。田中幸雄という登場人物はどこかで聞いたことがあると思ったら実在するプロ野球選手だった。「事故」と「熱い空気」の作品が集録されているが、個人的には事故の件の方が面白かった。

2018/03/18

ララママ

事故に関連する2作品集。「事故」についてはトラックが民家に突っ込んだことがさらなる事件につながるというもの。一見何ということもない事故がその後の殺人事件に結びつく過程が面白かったです。 「熱い空気」は「家政婦は見た」の原型だとのこと。ドラマを見ていないので何とも言えないのですが、主人公の家政婦の他人の不幸の傍観者という立ち位置。しかも、不幸を何倍にも大きくしていかにダメージを与えるかに神経を注ぐという人格に驚き。2作品これからの展開を読者に想像させるラストでした。

2016/06/27

ゴトウユカコ

市原悦子さんの『家政婦は見た!』原作『熱い空気』を読みたかった。なるほど、ドラマで必ず怪我してるのはこういうことかと納得。キャラはだいぶ原作の方が意地悪いけど、それがまたおもしろい。

2019/02/20

コルネリア

「事故」「熱い空気」

2012/12/25

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