昭和史発掘 7 (文春文庫 ま 1-37)
昭和史発掘 7 (文春文庫 ま 1-37) / 感想・レビュー
讃壽鐵朗
二・二六事件の前夜をこれでもかと言うほど詳細に描いていて、途中斜め読みになったところもあったが、流石の迫力で実に読ませる作家だと再認識。 だが、陸大卒・天保銭組を徹底的に批判しているのは、彼の他の作品にも見られる学歴、環境などの差から生じている暗い嫉妬心であるのは確かだ。 それが現実には、共産党シンパとして反政府的言動となり、政府からの何らの褒章もなかった原因だ。
2019/09/20
風祭
興味深く読みました。怪文書はもちろんだけど、マスコミは利用しても信頼はできない。人間の醜さを感じると同時に人間らしくも感じる。
2016/07/20
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