夏わかば (文春文庫 119-1)
夏わかば (文春文庫 119-1) / 感想・レビュー
モリータ
◆文庫版(本書)1974年8月刊。初出;68年3月「ぼくのお葬式」文芸、11月「旅の終り」小説セブン、12月「トテチテタ!」小説新潮、12月「水の縁し」オール読物、70年4月「俺はNOSAKAだ」海、71年3月「夏わかば」別冊文藝春秋、72年3月「わが偽りの時」別冊文藝春秋、73年12月「これはこの世の物語」◆本書には初出一覧がなく、以上は『別冊新評 野坂昭如の世界』(新評社、1973年7月刊)の年譜によった。『ユリイカ』(2005)や河出のムック(2016)の年譜は網羅的でなく、使えない。
2023/02/05
hiratax
追悼野坂昭如ということで、旅へ持参する。終戦後のゴタゴタと、野坂自身の実体験をベースに、句読点打ちまくり文体で記す。ずらずらと読んでいくうちに短編を次々と読了できた。手元には野坂昭如の本が三十冊くらいある。サブカルの人、という意識がどこかにあったのだろう。少しずつ読んでいく。
2016/01/02
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