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死刑長寿 (文春文庫 の 1-14)

死刑長寿 (文春文庫 の 1-14)

死刑長寿 (文春文庫 の 1-14)

作家
野坂昭如
出版社
文藝春秋
発売日
2007-12-06
ISBN
9784167119140
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死刑長寿 (文春文庫 の 1-14) / 感想・レビュー

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Miss.W.Shadow

脳梗塞より黄泉がえりし焼け跡の寵児による傑作短編集。すべての短編が、同一の野坂昭如テイストに彩られつつもテーマの取り方が多彩でひとつひとつ特徴深い。 表題作のアイデアはとても面白いな。『なんでもない話』『現代語訳ワタクシ神話』が心に残った。 前者、訥訥と人生を消費する寡黙な殺人鬼、世界の信じがたい調和にふとたわむれに風穴を開ける気安さで人を殺す。彼の内面と彼の人生との間に深く横たわる断絶/ディスコミュニケーション。 後者、因果深い自らの出自について、後妻に夫を寝とられ自らの生後八ヶ月で非業の死を遂げた

2009/07/23

てるぅ

「エレクションテスト」しか読んでない。しんどくなって断念した。自分の至らなさを感じた。すみません作者。

2018/10/25

どらもん

エロ事師たち以来の野坂昭如。流石おもろい短編集や、思てたら、4つ目くらいからどっしりヘヴィ。自分も最近東京に引っ越して、長時間大江戸線に乗ってるもんで、電車内で読みながら、麻布、新橋、赤羽なんてのが出てきておやおや、思てまう。凄い効果的できっつい関西弁がいきなり文中出てきたりするけど、筆者元々東京生まれ、神戸に養子に出されたりしてるらしい。最後の「現代語訳ワタクシ神話」、これだけは死ぬまでに書いておきたい、ちゅー思い伝わる。前の二つドタバタ系やしやはり不思議。

2014/04/17

本の小さな虫

野坂昭如は初めて読んだが、本書は読みづらかった。文章が長すぎて、また、主語がわかりにくく、私には読みこなせなかった感が残った。皮肉や風刺、批判が書かれていたと思ったが、あまりピンとくるものがなかった。私の理解が足りないのかもしれないが、私には合わなかった。

2021/08/10

isbm

★★★

2018/07/07

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