落第坊主の履歴書 (文春文庫 え 1-10)
落第坊主の履歴書 (文春文庫 え 1-10) / 感想・レビュー
優希
面白かったです。時に周作先生、時に狐狸庵先生として文壇に名を馳せている作家であっても、実は落ちこぼれだったというのが微笑ましく見えました。世間の常識などなんのその、自分のやりたいように生きている。それが落第坊主の烙印を押されることだとしても。
2017/08/22
ミュポトワ@猫mode
これも図書館の廃棄本だったはず。遠藤周作先生の小説を読むとお堅い人を想像しがちだけれど、エッセイを読むとこんなにユニークな人だったんだと感じる。この本は遠藤先生の生い立ちを自ら語るエッセイなので、暗い話も多いけれども、それでもユニークな人だなっていうのを感じる。久しぶりに遠藤先生の小説読もうかな。ギャップを感じたいw解説のさくらももこ先生もよかったです。愛を感じる♪
2022/07/04
呼吸が清々しい太陽
9年生の担任からプレゼントされた本。懐かしい!これが最初に出会った遠藤周作
ビビアン
日本人の本音が知りたいからとバーを経営した牧師。酒の力を借りないと本音が出せない。
2014/07/21
ぷるぷる
生前よりやんちゃで知られた先生の自伝でございます。 幼いころはヘンなことばかり思いついて悪戯ばかりで、勉強が嫌いで成績も良くなくて… という人が大人になると有名な作家になって大成されました…と書いてしまうとオシマイ。 でもとってもオモシロイ。 自伝なので謙遜も自慢もたっぷり入っているのだろうけど興味深いエピソード多い。 ちょっと古めかしい悪戯も微笑ましい。お友達が皆有名人なのもさもありなん。 勉強嫌いとか言いながらも戦後にいきなり仏留学してるのはセレブっぽい。
2008/06/05
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