夏の光 (文春文庫 122-2)
夏の光 (文春文庫 122-2) / 感想・レビュー
金吾
○息苦しいまでの重い雰囲気の中で、日韓混血と日本人の兄弟が互いを愛しているにもかかわらず滅びに向かっていく話です。魂の葛藤は立原さんならではであり、秀逸な作品です。読み終わった時に虚脱感が訪れました。
2024/11/04
ミアロ
兄は韓国と日本人のハーフ。弟は日本人。 戦争で負けたとき兄の中の日本人は精神的に滅びた。弟は兄を失う恐怖にかられて行く。 今からとするとちょっと差別的かもしれないがいい作品だと思った。 久々に本の中に吸い込まれて行ったが、過去と現在がたまにごっちゃになってページを戻ったりもしなきゃならなかった。 これは俺が外国文学を読むときによくやることか…
2011/03/21
ダダダンダ
苦しい
2021/05/07
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