日本の力 (文春文庫 い 24-9)
日本の力 (文春文庫 い 24-9) / 感想・レビュー
yori
★★★☆☆ 石原都知事、発言や思想など好きではありません。なので読みました。。本当はイライラしそうなので読みたくないのですが(笑)それではただの毛嫌い。どういう発言や思想が自分と違うのか、を知るために。田原氏も苦手だったのですが、本書を読んでみると思っていたよりも平和主義者なのではないかという印象。この二人の思想が結構異なっている所がバランスとして良い。
2011/06/27
ganari
2007年。近頃石原さんが注目されてるので読んでみると、おもしろかった。たまに言い訳がましいところもあるけれど、信念に生きようとする人なんだね。田原さんは対象的なんだな、柔軟性があって。昔のキレキレだった頃を知らないけど、核はメディア人なんだな。話の進め方もよく分かってらっしゃる。
2012/10/12
Frederic
読んでみると、タイトルと著者、発行元から受けるイメージとはだいぶ異なる。名論客が、子ども、青春時代の体験に、日本の歩みを重ねながら話す内容は、驚くほど、若々しく、しなやか、かつ明快で、読んでいて心地良い。対外的、歴史的なデリケートな問題も、バイアスをかけることなく、きわめて良識的に述べていて意外。石原氏の反米の原点は、子どものときに米軍機から機銃照射を受けたことが理由ということも初めて知った。田原氏の著書もたくさん読んでいるが、本書のような体験談を目にしたのも初めて。ふたりの力が突出していることを痛感。
2011/08/15
感想・レビューをもっと見る