KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

ヨーロッパ退屈日記 (文春文庫 131-3)

ヨーロッパ退屈日記 (文春文庫 131-3)

ヨーロッパ退屈日記 (文春文庫 131-3)

作家
伊丹十三
出版社
文藝春秋
発売日
1976-07-25
ISBN
9784167131036
amazonで購入する

ヨーロッパ退屈日記 (文春文庫 131-3) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

ミーコ

やっと全部読めた。時代は異なるけれど、センスを感じる。かっこいい!

2015/12/20

まっ黒大魔王

文字通り内容があまりに『退屈』。時代に文体が合わないというのもあるし、作者の横柄な態度が言葉からじわりと伝わってきてなかなかに不快。

2023/01/25

akarick777

洒落てる!この一言

2023/06/28

風に吹かれて

20代の終わりに書いたものを集めた著者最初の本。1965年刊。様々なモノや料理、あるいは映画や語学などに関する文章を読んでいると、とても20代の若者が書いたものとは思えない。何事もきちんとやろうという生真面目な面が博学さに結びついているのかも知れない。『私は、彼と一緒にいると「男性的で繊細で真面(まとも)な人間がこの世に生きられるか」という痛ましい実験を見る思いがする。』(P255)と山口瞳が書いているのは示唆的だ。

2015/05/06

みわ

「ホーム・シックというものがある。これは一時、人生から降りている状態である。今の、この生活は、仮の生活である、という気持ち。日本に帰った時にこそ、本当の生活が始まるのだ、という気持ちである。 勇気を奮い起こさねばならぬのは、この時である。人生から降りてはいけないのだ。なるほど言葉が不自由かも知れぬ。孤独であるかも知れぬ。しかし、それを仮の生活だと言い逃れてしまってはいけない。 それが、現実であると受け止めた時に、外国生活は、初めて意味を持って来る、と思われるのです。」 全くその通りだ。全てにおいて。

2023/06/04

感想・レビューをもっと見る