真夜中の神話 (文春文庫 し 35-2)
真夜中の神話 (文春文庫 し 35-2) / 感想・レビュー
ジンベエ親分
エンタメ小説なので大上段に振りかぶりはしないが「神は科学で解明することができるのか?」という、けっこうシビアでセンセーショナルなネタを扱った小説。中盤、話がやや失速するがクライマックスにかけてのスペクタルとサスペンスはかなりハイレベルで、映像化すれば視覚的にすごくインパクトがある作品になりそう、と思いながら読んでいた。根っからの"ワル"は出てこないが、主人公を含めてどの登場人物もちょっとした弱さや狡さを抱えていて、それが行動原理になっているあたり、違和感や反感を感じずに読むことができるのも上手いなぁ。
2017/04/19
ちょん
重たい1冊(物理的に)。ようやく読了‼️映画で見ても面白いな、と思いました。インドネシア舞台の本、というのも今までに読んだこと無かったので民族風習がとても斬新。音楽、歌声聴きたいなぁ。イルカ好きな方にこっそり勧めたい一冊。
2021/04/10
坂城 弥生
不思議な話だった。アニマルセラピーって医療の研究的にはマイナーなものだということにちょっとビックリ。帯に吸血鬼伝説とか書かれていたからもっとファンタジーっぽい話かな、と思っていたけど、かなり現実寄りの話だった。
2019/01/16
007
インドネシアにいる奇跡の力を持った少女が誘拐され助けに行くハードボイルドとも違う若干ファンタジー寄りの話。
2017/04/19
Masaaki Kaneda
個人的に宗教や外国文化絡むと読むの時間かかるなぁ 特にこれはイスラム教やインドネシアとなじみ薄いから余計に でもストーリーは中々の物で特に最後のセリフにやられました
2018/01/17
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