KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

追伸 (文春文庫 し 35-6)

追伸 (文春文庫 し 35-6)

追伸 (文春文庫 し 35-6)

作家
真保裕一
出版社
文藝春秋
発売日
2010-04-09
ISBN
9784167131142
amazonで購入する

追伸 (文春文庫 し 35-6) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

gonta19

2010/4/16 Amazonより届く。 2018/3/10〜3/14 3年ぶりの真保作品。2組の手紙のやり取りだけで構成される。読んでいる最中は中盤に挟まれる話と、その前後の話の繋がりが分からなかったが、そういうことか!流石の巧さであった。

2018/03/14

カブ

長期出張でギリシャに滞在する夫、山上悟と妻奈美子の手紙のやり取りでの物語。他人の手紙を読むことなどほとんどないので、初めは興味津々だったが、やはり手紙は相手に読ませるものなのでだんだん疲れてきてしまった。手紙は時間をおいて自分の感情を見直すことができたり、面と向かって言い難いことも伝えられて良いこともあるけど、やはり会って話をするほうがいいと思った。

2020/02/29

ケイ

ギリシャに単身赴任している夫に、日本にいる妻から離婚して欲しいとの手紙が届く。その後、二人の手紙のやり取りが続くのだが、妙に他人行儀で、違和感を持った。そもそもの妻の離婚したいと言う理由が曖昧でよくわからない。最後は、自分の流儀に反して悔しいけど、飛ばし読みした。

2013/10/10

Mark

手紙の往来というなかなか面白い構成のお話でした。さてこのお話、これをどう解釈すべきなのか、贖罪、言い訳、願望、依願、表明、どれも当てはまるようで今一つか。罪とは一体何か。裏切りなの、じゃあ何に対して?自分自身なのか。いろいろ考えさせられる深い意味があるようにも思える、一方で物事はもっと単純であるというのも真実ではないのかなとも思えますね。

2017/09/02

かずよ

友人が貸してくれた本ですが、みなさんのコメントを読んで読む事をためらってしまいましたが、結構すらすらと飽きずによめました。男女の仲に秘密はつきもの、全て打ち明ける必要はないと思います。かくしておく事の方が辛いけれどもそれが本当の愛情であり、誠意だと思うのですが…祖父母の場合は仕方ないとは思いますが・・・

2010/09/06

感想・レビューをもっと見る