女性対男性 (文春文庫 138-2)
女性対男性 (文春文庫 138-2) / 感想・レビュー
KAZOO
週刊誌に連された50ほどのエッセイです。丸谷さんが語り手になり、女友達との掛け合いで様々な題材についての話です。よく女性の言わんとするところがわかると感じます。いつものエッセイとは異なり、文学論や本の紹介は無いのですが軽妙さがいいのだと感じます。
2014/07/09
Book Lover Mr.Garakuta
【図書館】【速読】:面白かった。女と男と言うものは何ぞやと言う切り口から、比較しながら女と男の違いが、丸谷流の解説で、物語が進むでおります。『ビッグバーサ―ジャー。』意味不明な幻聴の声である
2022/05/27
ヨーイチ
実をいうと、再読してません。手元にもない。古い文庫で、雑文とあれば手に入れるのが、むつかしそう。Amazon古書で250円位みたいですなぁ。読了した記憶がある物全てを登録しているので、こういう事もある。心に残る一冊って奴で、この間読んだ丸谷エッセイの解説で鹿島茂さんが「丸谷才一の原体験」として本書を上げていたので、嬉しさの余りコメントした次第。このコラムが女性週刊誌に連載されてた、とは新情報であった。兎に角洒落てるなぁ、と感心したのを憶えている。まあ講談社文庫「人間的なアルファベット」巻末をお読み下さい。
2013/06/30
ふ
女友達の発言が、いちいち面白い。男性から見た女性というものは、得てしてこういうものですね。もちろん著者である「ぼく」も物知りで、女性に対する態度が上品でいいです。
2016/02/01
キーにゃん@絶対ガラケー主義宣言
2003年9月24日
感想・レビューをもっと見る