忍びの風 3 (文春文庫 142-16)
忍びの風 3 (文春文庫 142-16) / 感想・レビュー
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天正10年の年が明けた。すさまじいばかりの波乱転変となったこの年を、だれが予想し得たろうか。信長の首を狙う女忍び於蝶は、信長の長男・信忠の寝所に忍び入った。寝首をかくつもりが、彼の顔を見た瞬間、於蝶の呼吸が乱れ、汗と女のあぶらが一度に匂いたった。「信忠とはこのように美しい・・・」於蝶も女であった。
2024/03/21
TAC
☆x3 継父遺品
2004/07/13
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