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鬼平犯科帳 (7) (文春文庫)

鬼平犯科帳 (7) (文春文庫)

鬼平犯科帳 (7) (文春文庫)

作家
池波正太郎
出版社
文藝春秋
発売日
1980-02-25
ISBN
9784167142193
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鬼平犯科帳 (7) (文春文庫) / 感想・レビュー

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出世八五郎

〈盗賊婚礼〉で久しぶりに温かいもんに触れた気分。悪でも受けた恩は死んでも返す。名前からして悪い役ではない。というのは読んだ後だから言える。〈泥鰌の和助始末〉は期待した終わり方でなかったのが寂しい長編。

2015/12/23

でーじ

簡潔で、読みやすく、空白の多い文章なのに中身がぎっしり詰まった話になる「池波節」、解説の「池波さんの文章というのは、云ってみれば、『行間に絵のある』文章である」の言葉がとても腑に落ちた。短編もいいが、深い因縁にまつわる「泥鰌の和助始末」を長編でも読んでみたいと思った。

2012/09/24

HaruNuevo

若かりし頃血気にはやって盗賊の片棒を担ごうとした平蔵を救った恩人剣士のエピソード「泥鰌の和助始末」、盗賊の世界での義理を描く「盗賊婚礼」、本巻は小粒でありながらピリッとした短編が多い

2020/01/04

りょうすけ

同門の左馬之助が活躍が目立ってきた。というより、平蔵と左馬之助がお互いの友情を温め、確かめあってるように感じる。その情景が、犯科帳の見所でもある。

2014/10/04

Yorihisa Wakayama

なかなか飽きない。それぞれの話人生の縮図なり。

2019/03/20

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