鬼平犯科帳 (12) (文春文庫)
鬼平犯科帳 (12) (文春文庫) / 感想・レビュー
カワセミ440
池波正太郎さんは素晴らしい。江戸の世の、人生の機微や哀愁を描かせたら天下一品だな、ホント。時代小説、いろんな人が書いてるけど池波さんを超えるって中々難しいと思う。方向が違う藤沢周平さんも良いけど、私はやっぱり池波さんだな。さいとうたかおさんの劇画でも鬼平犯科帳は随分読んだけど、やっぱり文章のほうが想像が膨らんで良いね。中村吉右衛門さんのドラマもたまに見たけど・・当時はその良さが私には理解できてなかった。今見ると随分違って見えるんだろうけど。『密偵の宴』がこの12巻目中では抜きん出てるかな。平蔵さん千里眼?
2016/03/14
J_L_B_459
津山薫に萌えた。
2010/05/02
kazukitti
新装版に比べるとやっぱり文字は小さいよね。昔のひと、昭和50年代にコレ読むようなお年頃のひとにはやっぱり目にはやさしくなかったのかな。まぁ昔の文庫は岩波なんかもそうだけど字組みがキツキツなのは、ゆとりがなかったというか弁当の飯もぎゅうぎゅうに詰め込む的な時代性とかもあるんだろうね。たまにレズ話あるけど、こう池波先生は「そういう女もいる」って結構突き放してる感じよね。ホモの方はそれなりに理解がある風なのにw
2017/12/12
キー
若き日、平蔵と左馬之助は高杉銀平道場の竜虎といわれ、もう一人又兵衛を加えて三羽烏とも呼ばれたものだった。それから幾星霜・・・盗賊となった又兵衛、火盗改メの長官・鬼の平蔵、二十数年ぶりの凄絶な対決を描く「高杉道場・三羽烏」のほか、「いろおとこ」「見張りの見張り」「密偵たちの宴」「二つの顔」「白蝮」「二人の女房」の傑作七篇を収録。
2024/06/12
翀
面白い
2021/10/02
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