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夜明けの星 (文春文庫)

夜明けの星 (文春文庫)

夜明けの星 (文春文庫)

作家
池波正太郎
出版社
文藝春秋
発売日
1983-12-01
ISBN
9784167142315
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夜明けの星 (文春文庫) / 感想・レビュー

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Syo

良かった

2024/09/06

湖都

敵討ちのために故郷を出た堀辰蔵と、通りすがりの彼に父を殺された少女お道の数十年に渡る物語。辰蔵は腕利きの仕掛人となり闇向きの転落人生、お道は周りの人に可愛がられ小間物問屋の内儀となる上昇人生。数年に一度2人は出会うが、ハラハラするような怨みのやりとりはない。父を殺した犯人の手がかりであったはずの蜻蛉の銀煙管も、その存在を忘れ去られている。最後に辰蔵は罪滅ぼしのようなことをするが、助けてくれた内儀がお道だと知るのもちょっと無理矢理かなぁ。読みやすく綺麗に纏まった話だったけど、ちょっと物足りない。

2019/08/11

m

図書館のリサイクル本。辰蔵とお道の不思議な縁。長い人生の中で何度もすれ違う二人。お道の父を殺した男なのに、辰蔵死なないで、と最後には思ってしまった。読みやすかった。

2018/06/26

けやき

仇を討つための旅の途中、ひょんなことから煙管師を殺してしまった堀辰蔵と煙管師の娘・お道のその後の人生を描く。 個人的に池波さんの「仕掛人」シリーズが好きなので十分楽しめました。 お道の最後の一言が効いてます。

2009/04/10

どきん

短編集に若松屋お徳・お道に似た話があった。蜻蛉の煙管は必要だったか?

2015/07/21

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