鬼平犯科帳 (14) (文春文庫)
鬼平犯科帳 (14) (文春文庫) / 感想・レビュー
HaruNuevo
なんといっても本巻は『五月闇』、密偵伊佐次の過去と悲しい最後を描く短編。収録されている他の短編が、どちらかといえばほわっとしたものばかりなので、より一層この短編が引き立つ。
2020/03/11
よしだ まさし
池波正太郎『鬼平犯科帳(14)』文春文庫を読了。 「あごひげ三十両」「尻毛の長右衛門」「殿さま栄五郎」「浮世の顔」「五月闇」「さむらい松五郎」を収録。が、こうしてタイトルを転記していても、内容をまるっきり思い出せない。おそるべし、我が記憶力。ばくぜんと、「このキャラクターをこんなあっさり殺してしまうのか!」と驚愕したとか、「うさ忠もやるときにはやるじゃん」と思ったとか、そういう印象のかけらが残っているだけなのだ。 毎回毎回、楽しく読みながら、こんな感想しか書けないのも困ったものだと思うのだけれど、そ
2015/06/30
twiriz
伊三次...
2012/10/30
itokoi
忠吾の伊三次への想いに俺号泣。病院の待合で(超鼻声)忠吾め、成長しやがって・・・!そして長官の「わしの子分だということを、な」にも感動。ああ、おかしら大好き
2011/10/15
キー
鬼平犯科帳が、時代を超えて現代人の心を強く捉えるのは、部下を束ねる平蔵の〝リーダーシップの見事さ〟にある。部下を思いやる心の篤さ、だからこそ部下も我を忘れて働く・・・名管理職・平蔵の真骨頂を描く「五月闇」のほか、「あごひげ三十両」「尻毛の長右衛門」「殿さま栄五郎」「浮世の顔」「さむらい松五郎」を収録。
2024/06/16
感想・レビューをもっと見る