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メトレス 愛人 (文春文庫 わ 1-18)

メトレス 愛人 (文春文庫 わ 1-18)

メトレス 愛人 (文春文庫 わ 1-18)

作家
渡辺淳一
出版社
文藝春秋
発売日
1994-12-10
ISBN
9784167145187
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メトレス 愛人 (文春文庫 わ 1-18) / 感想・レビュー

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カーミン

アラサー女性と年上男性との愛。愛人と違う点は、女性が経済的にも精神的にも自立しているということ。それにしても、渡辺淳一氏の作品には、年の差カップルがよく登場するな。これは作者の願望なのかも。

2014/09/01

タカシ

32歳の修子は妻子ある会社社長遠野と付き合っているが…。最後の方はつれない素振りが逆に遠野を狂わせた感じですね。5年ぐらい楽しんだんだからチャラですね。

2018/01/04

しのぶ

この著者の恋愛小説はドラマティック。現実にはありえそうにないと思いつつ最後はどうなるのかと気になる。男性にとってあまりハッピーエンドのイメージはいつも無い。男女の愛の「葛藤」が著者のテーマのようだ。日本で言う所の甘えた暗いイメージの「愛人」ではないよと自立した近代的な女性「メトレス」と言う言葉をタイトルに並べているが、登場人物達の意識はそうでも結局は世間では日本で言う所の「愛人」の立場なのだろう。

2016/01/16

あいくん

☆☆☆☆これは1990年頃の作品です。パソコンや携帯がありません。ファックスやテレックス、タイプライターが仕事の手段の時代です。まだ週休二日でなく、土曜の午後は休みという時代です。主人公の32歳の社長秘書をしている女性と友人二人の結婚や恋愛のあり方から、女性の結婚をめぐる生き方を考えさせてくれる作品です。メトレスというのは自立して仕事をしていて恋愛している女性というニュアンスです。近代的な女性です。ミッテラン大統領とクレッソン首相、サルトルとボーボワール、遠野昌平と片桐修子がその例です。

2014/11/09

Hideki Aoyama

遠野と修子さんの関係が最初は、大人の良い関係と思ったが、最後は遠野さんが惨めですね。あと、要介さん。もう少し、大人の対応できたらいいのになぁ。愛人、妾とは違う関係はあってもよいのではないか。

2015/08/22

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