くれなゐ 上 (文春文庫 わ 1-29)
くれなゐ 上 (文春文庫 わ 1-29) / 感想・レビュー
しんこい
若くして子宮の摘出手術に不倫、さらには診療過誤の疑惑と結構思いテーマが続きますが、結構あっさり読み進めます。それが持ち味か。79年の作品とは思わなかった。
2013/05/20
元吉
★★★★☆
1998/02/15
ヒカリ
子宮筋腫の手術をした冬子。不倫相手の貴志、若い船津、帽子屋の上客である中山夫人、性や愛に揺れながら前に進んでいる。こんな世界もあるのだなぁと。
2017/09/27
kanatako
渡辺淳一先生の追悼で読みました。79年に世に出た本。当時と今では女性の年齢の重みがかなり違うのだろうなあと。筋腫のオペも今はかなり違うでしょう。渡辺先生は何故こんなに女性の描写が細やかなのかな。妖艶な主人公はどう生きていくのか、下巻が気になります。
2014/05/19
Ni Miki
自分に子宮が無くなったら・・・・ もう子供を産むつもりがなくても、やっぱり無いのは女でなくなった気がして悲しいかも。 女性にしかわからないはずのこの心境、渡辺淳一さんはただひたすら想像したのでしょうか。
2013/03/08
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