新装版 猫も杓子も (文春文庫) (文春文庫 た 3-44)
新装版 猫も杓子も (文春文庫) (文春文庫 た 3-44) / 感想・レビュー
あきちゃん
随分と昔の(!?)話だけれど、今でも同じような人々がそこかしこにいそう。一人の空間が一番心地よく、かといって孤独はいやだ。望むときに望むようにちやほやしてほしい・・・。とんでもなくわがままそうだけど、突き詰めればみんな持っている願いかもしれないね~。
2016/01/07
サラ.K
まず40年前の作品だというのに驚く。主人公阿佐子の自由奔放さには胸がすく思いがした。何より会話が魅力。ぽんぽん出てくる大阪弁のやりとりは悔しいほど面白い。
2011/10/15
NIKE
わたしにはさっぱりわからない世界。主人公の行動がさっぱりわからない。よく読めば深みがあるのかもしれないが、その根気なかった、年齢的にも。ラストの、人間猫も杓子もトシをとる、ってことは当然共感するけど。
2014/06/04
玲
年越し本と相成りました。卅ともなると揶揄したり覚悟したりせずにいるのは難しいもの。身一つで世を渡っているという自覚があるから、あればこそ、女は賢く立ち回るもの。そして謳歌するもの。猫も杓子もおんなじようにはいかない、肌で感じる機微をわかりあう同士は儚い。現代の三十女にもじわりと染み入る軽くて重い生き方。
2012/01/04
くろみ
ふわふわと複数の男性の間を飛び回っているアラサーモテ女子が主人公。…きっと全く共感できないはず!という期待は裏切られました^^;女性の持つ意地悪さや意地汚さ、気持ちの揺れ…分かるなぁソレっていうのがたくさんありました。自分にとっての名言もo(^-^)oそれにしても大阪弁の会話が楽しい♪この物語の魅力だと思います
2011/06/25
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