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よみがえる殺人 パンドラ・ケース (文春文庫 た 26-1)

よみがえる殺人 パンドラ・ケース (文春文庫 た 26-1)

よみがえる殺人 パンドラ・ケース (文春文庫 た 26-1)

作家
高橋克彦
出版社
文藝春秋
発売日
1991-08-10
ISBN
9784167164034
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よみがえる殺人 パンドラ・ケース (文春文庫 た 26-1) / 感想・レビュー

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はらぺこ

昭和46年1月15日。喫茶店研究会(茶研)の一部が卒業するのを記念してタイムカプセルを埋める。タイムカプセルには各々が選んだ新聞記事も一緒に入れてある。掘り出すのは最初に死んだ人の十三回忌。 チョーサクに少しイラッとしましたがテンポ良くサクサク読めました。内容より興味深かったのはタイムカプセルに入ってた新聞記事です。今でも有名な『ケネディー大統領暗殺』などは知ってましたが、『杉並の少年通り魔』と『瀬戸内シージャック』は全く知りませんでした。特に通り魔の方は取調べで語った言葉が強烈でした。

2013/01/11

朱雨

リサ&チョークシリーズ。たまたま観たドラマに原作があることを知り、こちらを読んでみることに。卒業記念に埋めたタイムカプセルを、仲間内で最初に死んだ人の十三回忌に開けようという所が確かに悪趣味。仲間内でのゴタゴタが目について、久々に集まる旧友ってこんな感じなんだろうか…と少し嫌な気持ちに。時事ネタで分からない部分が多々あったり、読み終えるのに少し時間を要しましたが、面白かったです。次の作品も読んでみます。

2023/06/12

makersat

浮世絵や伝奇、SFなどの『高橋克彦らしさ』は薄い一冊と言える。そこに期待値を置いて読み始めるのは止めた方がいい。全体を通して、懐古主義色が強いように感じた。そういう意味では、他の高橋克彦作品らしさは出ているし、人物造形という点でも高橋克彦らしさは強いかと思う。塔馬双太郎はシリーズ化しているので、人物造形が『らしい』のは当然かもしれないが、ドールズやツリーなどと共通する『らしさ』はやはりあるかと。四十代の男女が過去の青春にメスを入れて謎を解体していく様子は、ある種記憶シリーズに繋がるとも考えられるだろうか。

2016/04/17

サン

昔父にすすめられて読んだ。三島事件や3億円事件など、当時の私がずっと興味のあった事件が出てきてすごくワクワクしたのを覚えている。何故かこの時代にとても特別な感覚があり、前世でこの時代に何かあったのか?笑というくらい不思議な違和感を持っていたので、読後は図書館で色々調べたっけ。話の展開や細かなディテールも私好みで、読書好きな私になったきっかけになった作品です!この作者の新刊、ツリー買おうかな。でも下巻の表紙に宇宙船らしきものが描かれてるのが気になる(。-_-。)そういやこの人、そんな感じだったな。

2013/03/03

あいちょ。

図書館。 長作、塔馬シリーズ1作目。

2024/01/15

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