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蒼い記憶 (文春文庫 た 26-8)

蒼い記憶 (文春文庫 た 26-8)

蒼い記憶 (文春文庫 た 26-8)

作家
高橋克彦
出版社
文藝春秋
発売日
2003-02-07
ISBN
9784167164102
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蒼い記憶 (文春文庫 た 26-8) / 感想・レビュー

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ehirano1

標題作について。ノスタルジックホラーとでも言ったら良いでしょうか。世の中には知らない方が良いこともあるというのを改めて擬似体験できました。

2023/09/27

アッシュ姉

読友さんの影響を受けて、何度目かの再読。さらっと読み返すつもりが、じっくり読まされました。さすがの濃さです。内容をほぼ忘れており、己の記憶力の無さに呆れつつも、新鮮な気持ちで愉しめました。切ない感動秘話よりも怖い話の方が好き。他の記憶シリーズもまた読み返したい。

2017/08/02

ntahima

再読。記憶をキーワードにした連作集。『緋い記憶』『前世の記憶』に続く第三集。以前読んだ時は、よくできたミステリだと思ったが、登場人物に近い年齢になって読むと感慨もひとしお。おぼろげな記憶と現実の齟齬を中心に話が展開する。ここ数日、本書を読みながら毎晩、昔の夢を見た。そういう意味では非常に稀有な読書体験。他の二作も既読ではあるが機会があれば再読したい。私もユーザーであるがSNSや読書プログ全盛の昨今。何年何月何日何時何分に何処で何をし、何を読んでいたかが分る世の中では消えゆくしかないテーマなのかもしれない。

2012/06/24

リッツ

高橋克彦記憶シリーズ再読も三冊目に。三冊中では一番読み込んでない本かも?理由は…好き!もひとつ!が混在してるから、だったかな?作者の趣味が色濃いもの、SFぽいものも。しかし、昔話にありそうな「幽かな記憶」これは泣けた~、と思ったらそのあとの「窓の記憶」これは怖かった~!オカルト映画のような。バラエティな一冊だと思いました。

2015/04/13

ヘビメタおやじ

記憶シリーズで唯一読んでいなかったので、今頃初読です。テーマがはっきりしているので、ハズレがないです。主人公と共に記憶をたどるので、自然に作品に入っていけて読みやすいです。このシリーズは安心して手軽に読めるエンターテイメントの秀作だと思います。

2016/02/01

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