KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

蘭陽きらら舞 (文春文庫 た 26-14)

蘭陽きらら舞 (文春文庫 た 26-14)

蘭陽きらら舞 (文春文庫 た 26-14)

作家
高橋克彦
出版社
文藝春秋
発売日
2011-09-02
ISBN
9784167164164
amazonで購入する

蘭陽きらら舞 (文春文庫 た 26-14) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

はつばあば

0ルビーのかっぱえびせんじゃないが、止められない止まらない高橋さんのだましゑシリーズ。江戸時代のニューハーフ蘭陽。そりゃ浮世絵師達と親しかろう。腕っぷしはいいしどこからかお金も工面してくる。こんないい男なのに女に興味が無いなんて勿体ない。春陽さんも知的だし今のところ売れてないから身軽に動けるしいいコンビです。立場を違えてモノを解決に至る内容に「あ~あの時の・・」と二度読みした気分は、得をしたのか損をしたのか・・。それでも面白い。源内さんが次の出番を待ってはるけど・・また明日。

2016/02/24

財布にジャック

「だましゑ歌麿」シリーズ第5弾!あのオネエキャラの蘭陽が主役の悲喜交々の短編集で、題名にもなったきらら舞が炸裂します。序盤の短編のいくつかはは今ひとつ内容が薄い気がしてハズレなのかと心配しましたが、「隠れ唄」からの後半4話は、蘭陽の初恋を絡めたお話で、それはそれはグッとくる展開で夢中になりました。春朗と蘭陽の名コンビの息の合った会話が、存分に楽しめる1冊です。

2012/10/15

venturingbeyond

「だましゑ」シリーズ第5弾。今回の主役は蘭陽。役者復帰のエピソードを起点に、かつての駆け出し時代からの因縁も絡み、12の短編を重ねて話が展開。安定のエンターテイメントでした。

2023/09/16

AN

【日本の夏は、やっぱり怪談】〈其の三・和洋折衷〉 イベントに際して、「化物屋舗」を読了。主人公の蘭陽は元役者で現在は幕府筋の仕事を担う。女と見粉う美貌と、役者仕込みの軽業で唸らす彼は憑依体質らしく、このお話でもその資質をたっぷり見せてくれる。基本は推理小説なのだが、憑依された人の描写が秀逸で最後まで気を抜けない。化物は化物でも現世に思いを残した魂、救済はしてあげた方が良いのだな、とも思わせられる話だった。

2021/08/22

あすか

大好きな蘭陽の物語!綺麗で頭も良くてトンボは神がかってる、気性も基本的にカラリとしていて気持ちのいい男!おこうも相変わらず冴えてる!したたかなんだか無垢なんだか分からない蘭陽。最後の話は切なかったな・・・。

2020/08/03

感想・レビューをもっと見る