電子の星 池袋ウエストゲートパークIV (文春文庫)
電子の星 池袋ウエストゲートパークIV (文春文庫) / 感想・レビュー
starbro
石田 衣良は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。IWGPシリーズ完読プロジェクト,今回は第四巻。 https://bookmeter.com/users/512174/bookcases/11337296?sort=book_count&order=desc オススメは、「東口ラーメンライン」です。表題作のタイトルと内容が合っていない気がします。続いて第五巻へ。
2019/01/17
れみ
IWGPシリーズ4作目。表題作に出てくるDVDの映像は想像するだけでエグかった(>_<)ラーメン屋さんで働いたり浅草で大変な目にあったり家でミシン掛けしたり悪趣味なショーに出演したり…マコトは今回も大変だったなあ^^;綺麗なことばかりじゃない世の中を見せつけられると辛いけどなぜか読んじゃうんだなあ。解説は千住明さん。作中の音楽に詳しく触れた内容が興味深い。
2015/10/12
納間田 圭
その言葉は…僕の胸のまんなかに刺さった。俺たちの出番だな…あいつは唇の端を五ミリほど上げた。IWGPの第4段。東京池袋の若者達の快調ストーリーなんだけど…意外にクラシック音楽が感傷的BGM。日本で一番熱い池袋ラーメン戦争勃発。上野vs池袋のガキ達の誇り。ジャズタクシーの運転手と…路地の花束。トラウマの記憶…黒いフードの暗闇は死ぬより辛い。画面から目が離せない…○○ショーの戦慄DVD。負け犬にもなっていない負け犬達の…尾っぽ。 ”20”はあっちの筋関係の方々の隠語で…”8+9+3”なんだそうです。
2022/01/20
zero1
シリーズ第4弾。元Gボーイズの双子が出したラーメン店に妨害が。上野でアウェーの戦いを強いられるマコト。過去の事件について真実をどこまで語るべきか悩む。ビルマ少年がデリヘルで体を売る事情。そして表題作は山形から上京した専門学校生の不明と人間切断ショーの気持ち悪さ。ワレザーという言葉を久し振りに見た。解説は作曲家の千住明。IWGPと音楽について語っている。正直、このシリーズはもういいかと思う。少なくともすぐ読もうとは思わない。
2019/10/18
mura_ユル活動
IWGPシリーズ3冊目。連作短編4篇。「ワルツ・フォー・ベビー」が涙を誘う。「おれがあんたの息子だったら、あんたのこと誇りに思うよ」マコトが南条のオヤジに言ったシーンがよかった。表題作「電子の星」はグロくて読むのが辛い。アメ横ってこの10数年で変わったよなあって思う。東京上野ABAB(アブアブ)出てきて、個人的にABAB脇のカフェラミル、友達バイトしてて通った学生時代を思い出す。
2018/11/28
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