華やかな兵器 (文春文庫 176-10)
華やかな兵器 (文春文庫 176-10) / 感想・レビュー
tama
自本 本棚発掘で 購入記録なし 1980年第1刷ハードカバー 栃木県小山から磐田に引っ越す前後のどこかで購入 ハードウエアな部分と上方系笑いのバランスがよくてたまらないのが「とりなおし」「反魂鏡」。表題作は、それか!という秘密兵器。「歩み去る」は似たようなテーマで何度か語られた、若人の何物にも縛られない心への憧れ。「山姥譚」は「鷺娘」に通じる日本人の心のお話。この人が本質的に優しい心の持ち主だったことがしみじみ分かる。
2017/11/07
いづみ
SF7編。表題作は、宇宙にやたらと華やかな期待を抱いていたであろう30年前だからこその、皮肉な作品かもしれません。歴史物にスラップスティック、ハードボイルドから情緒ある小咄まで。実に『華やかな』一冊、かも。
2012/04/18
松田望
二五年前から積読していた。そのときに読んでいたなら普通に面白かったのかもしれない(年齢と年代的に)が、今読むとそこ説明するか!という部分が多過ぎる。でも「歩み去る」と「曇り空の下で」は好き。
2012/04/16
けいちゃっぷ
短編集。表題作の「華やかな」兵器とはなにか。
夏子
粒ぞろいのSF短編でした。日本的な部分が有るのが良い。
2009/06/30
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