恋愛博物館 (文春文庫 176ー11)
恋愛博物館 (文春文庫 176ー11) / 感想・レビュー
はせ
SFの巨匠が、女性の恋愛の悩みに動物行動学や習性学などを交えつつ答えていくという内容。大変勉強になるが、ほぼすべての話の最後で、エロジジイっぷりが発揮されています。初めて読む小松左京の本、この本で良かったのだろうか…笑
2017/02/02
がんぞ
週刊「女性自身」(光文社)に昭和49年(?)連載された。大阪万博以降SFも左京自身も認知度が女性に及んでいたと見える。21.2世紀の現在でも理系女子は希少性あるが、長老小松ほどになれば理系的文系と言うより文理統合のカリスマではある。その該博な知識で恋愛と言うよりセックス=性差について様々な考察を面白おかしく(下ネタでなくはないが女性誌の許容範囲)開陳する。動物ことに類人猿との比較が新鮮。チンパンジーも煙草好きになりライターも使うとは知らなかった。他にも知らなかったことばかりだが、残念ながら覚えておけない。
2011/10/26
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