タコの丸かじり (文春文庫 し 6-25)
タコの丸かじり (文春文庫 し 6-25) / 感想・レビュー
kinkin
毎回、コンスタントに笑いをとれるエッセイが書けることは驚異というべき!それに東海林さんの本を読んでいるとうんうんと首を縦に振る状態=うなずくですが、ほんとに多いです。今回は、「嘆かわしい新おにぎり事情」、「いい気なおせちを叱る」、「やっぱり試食はむずかしい」など、どれもうんうんの連発。☆五つ
2015/04/18
おひゃべりのナオ@【花飛】ヤオイは三月の異名にあらず
食欲の秋を迎えるために。
2016/10/13
糜竺(びじく)
難しいことを考えずにダラっと読めるのが良い。
2023/10/19
黒猫
このサクサク読める感じが最高。それにして東海林さんの食べ物に関する愛情が詰まったエッセイ。刊行されたのは1987年。日本はバブル真っ只中の時代。しかし今読んでもまったく違和感はなく面白い。ネコ缶を食べてしまった話やトウモロコシに対する愛情から一粒ずつ食べる話、かき氷やスイカに対する考察も面白い。冷やし中華はじめましたはあるけど冷やし中華おわりましたはないとか(笑)寿司の一人前をどう順序だてて食べるかなどわかるわかる。焼き鳥は串が大事とか本当にその通り。このシリーズでネタが尽きないのがまずスゴい。
2018/03/24
kayak-gohan
丸かじりシリーズを読むのは3作品目。本シリーズを読んでいると、あるある感いっぱいでクスッと笑ったり、大爆笑したりする話などさまざま紹介される。筆者の好奇心、探究心の向くところは食べ物だけに留まらず、その食べ方や料理法といったところにおよび、さらにはその文化的背景にまで踏み込んでいる。野球観戦のお弁当や炒飯の秘伝などはその典型。本シリーズに登場した食べ物を口にするとき思い出し笑いをしてしまいそうだ。
2022/08/17
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