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ニッポン清貧旅行 (文春文庫 し 6-35)

ニッポン清貧旅行 (文春文庫 し 6-35)

ニッポン清貧旅行 (文春文庫 し 6-35)

作家
東海林さだお
出版社
文藝春秋
発売日
1997-01-10
ISBN
9784167177355
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ニッポン清貧旅行 (文春文庫 し 6-35) / 感想・レビュー

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kinkin

もう25年くらい前に出版された本の文庫化。「三馬鹿大将」でスーパー馬鹿・・これはまるで私だ。グルメ馬鹿・・たくさんいる。 そしてヤラセ馬鹿・・今の旅行番組そのもの。「寿司の騒ぎ」・・いまどきの寿司屋はたしかに異常だ。回らない寿司にはほとんどいかないにしろ敷居が高くて新参者には異空間そのものだ。「現代貧乏旅行」いま貧乏が贅沢だ、で始まるこの話は面白い。テーマはあえて貧乏旅行をする。その旅行にふさわしい旅館を選び貧乏体験を満喫しようという企画。相変わらず東海林さだおさんの、好奇心はとどまらないなー

2017/02/17

アズル

マッサージの順番を待つ間などに再読。韓国の食レポート、良かったです。

2015/06/21

アズル

つげ義春の本を読んで貧しい旅行がしたくなった、という発想が良いです。旅行というか、旅館選びって、人が出ますよね。極力お金かけたくない派(安いところに泊まって、観光に力を入れたい)と、贅沢したい派(ホテルにエステがある、とか蟹が夕餉に出るとか)。「清貧」、いい響きです、一度やってみたい…、いや、…したくないような。

2013/06/14

SokoniSokoni

笑った、笑った。わろてもた。「現代貧乏旅行」の鉱泉は、本当に今も実在する秩父の旅館。よく実名で書いたもんだ。怖いもの見たさで、泊りに行く客でしばらく大わらわだったに違いない。「寿司の騒ぎ」も、もうこのまま創作落語にしてしまえば、笑える。ブックオフで買ってきて、もっといっぱい読んで、笑い倒そう。

2015/01/08

rakukko

カバー画のへっぽこさとタイトルに惹かれて初めて著者の本を読んでみた。わざわざ惨めな旅行をしてみたり求人案内のコピーを集めたり健康雑誌をひたすら試したり野菜の人生観を勝手に決めたり…とこれらを表情一つ変えずにやってる印象を受けるくらい文章は淡々と飄々としており好みだ。

2014/08/01

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