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ケーキの丸かじり (文春文庫 し 6-54)

ケーキの丸かじり (文春文庫 し 6-54)

ケーキの丸かじり (文春文庫 し 6-54)

作家
東海林さだお
出版社
文藝春秋
発売日
2003-05-09
ISBN
9784167177546
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ケーキの丸かじり (文春文庫 し 6-54) / 感想・レビュー

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kinkin

カッパえびせんが口の中にどれくらい入るかという話で始まったケーキの丸かじり。いつものように笑わせてくれるし、考えさせられた。スパゲッティはむずかしいぞ、これはオジサンにはうれしくもよく書いてくれました!いつも思うのだけど東海林さんは食べながら書いているのか、書きながら食べているのか、書く前に食べていたのか、食べる前から綿密な台本を元に書いているのか、いずれにしても食の深い世界に引きずられてしまう。今年の1冊目!

2015/01/02

みゃーこ

ぎゃはははは…何やってんだよ東海林さだおさん。口の中にかっぱえびせんが何本入るか、クリスマスイブの夜に一人でクリスマスケーキまるごと一個トンネル食いとか、そういうことを大の大人がですね~やっているんですよ。この人は。マジで喜んで。そいでマトモな恥じらいもあったりで図々しいおばちゃんに苦言を呈したりほんのり顔を赤らめるお茶目なところも、人間らしい。解説にもあったけど、ハマリだしたら止まらない。中島らもさんがこよなく愛した東海林さだお丸かじりシリーズ祝4冊目。この笑いのエッセンスをわけてほしいって。大阪人なら

2013/01/07

アズル

「えびせん大実験」、よくやったなぁー、東海林さん! ときどき実験・調査ものやってますね。(たたみいわしが何匹あるかとか。)湯島で甘酒、もいいですね。湯島に行きたくなります。

2013/09/05

mame

軽く読めてよい。

2024/01/22

mawaji

丸かじりシリーズ16作目。「飲みこむとノドのうんと奧のほうに、押入れの中のホコリのような、灰を吸いこんだときのような、カビのような、いやな味が残る」という雪の味の表現、よくわかるというか懐かしく思い出されます。都会暮らしが長くなると雪が降ってもそれを口に含もうなどとは思わなくなってしまいそうですが。「湯豆腐は一人でひっそりと食べるもの」という意見や「崩れて当然の麻婆豆腐を目の前にしても、豆腐四角原理主義、豆腐液状化阻止主義が変わらない」という記述にも納得です。湯豆腐やいのちのはてのうすあかり 久保田万太郎

2016/03/10

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