そうだ、ローカル線、ソースカツ丼 (文春文庫 し 6-76)
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そうだ、ローカル線、ソースカツ丼 (文春文庫 し 6-76) / 感想・レビュー
ヴェネツィア
東海林さだおさんは久しぶりに読んだが、いつもの調子で面白くは読めた。シリーズは、この段階で既に40冊を超えていたから、安定した人気を有しているのだろう。ただ、今回は1冊を通して読むと後半でややマンネリ感を覚えたのも事実。思考法と飛躍の仕方がどうしても同じ方向性に行ってしまうからだろう。個々のエッセイの間にインターバルを置く、週刊誌の連載で読むのが一番かも知れない。なお、今回の中では「ドンキホーテ」の回が、最も面白く、無条件に楽しめた。実はドンキホーテには未だ入ったことがないのだ。
2016/07/13
アメフトファン
角田光代さんの書評に東海林さだおさんの本が紹介されており、手始めに本作を読んでみました。久しぶりに本読んで声だして笑いました。特に広辞苑との無意味?な対決は面白かった〜。一読の価値ありです。全体的に東海林さんは本当に食べることを愛してますね。人生楽しんでいるんだろうなと思います。他のエッセイも読んでみます!
2015/05/09
とし
旅や食を題材にしたエッセイ。東海林さんが語ると独特な感じがします。ローカル線をまったりとビールを飲みながら、行き先をその場で決めながらの旅。なんとも忘れかけていた旅の醍醐味が呼び起こされた感がありました。食、定食屋の話も面白かったです。東海林さんの定食に対するこだわりは強いようで、正しい定食屋の定義などユニークでした。東海林さんが選ぶ最強の定食メニューなんかは、本当に美味しそうでした。また、椎名誠さんとの対談も良かったです。椎名さんも東海林さん同様に食への情熱が伝わってきました。リラックスできる本でした。
2018/05/03
Pー
全巻読破を目指す「丸かじりシリーズ」じゃないけど・・・、やっぱり東海林さんの本は面白いというより楽しい!ローカル線の小さな旅、ここしばらく行ってないな~。ショージくんのように缶ビールが必携じゃないけど、楽しさはおおいに同感。好きな百閒先生、ショージくんも尊敬しているとのこと、「阿呆列車」も出てきたのが嬉しかった。「車内化粧女」「「眉剃り男」「「ヘソ出し女」を許さん!とこきおろす爺さん奮戦記も納得。椎名誠との奇食・珍食対談には「へ~」と驚きと爆笑。等々、ストレス解消にお役立ちのエッセー13話♪
2013/11/02
アズル
定食屋の対談、ドンキでのショッピング、秋葉原、広辞苑。東海林さんという人は、正しいおじさんですね。ちょっとかわいいです。
2013/11/11
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