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わたしのグランパ (文春文庫 つ 1-10)

わたしのグランパ (文春文庫 つ 1-10)

わたしのグランパ (文春文庫 つ 1-10)

作家
筒井康隆
出版社
文藝春秋
発売日
2002-06-10
ISBN
9784167181116
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わたしのグランパ (文春文庫 つ 1-10) / 感想・レビュー

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徒花

おもしろかった。エロもグロも下品さのかけらもない、なんだったらSF的要素すらないキレイな筒井康隆の小説。いろいろぶっ飛んでるおじいちゃんがとある理由から久しぶりに帰ってくることで事件に巻き込まれてしまう中学生の女の子によって述べられる物語。長さもそんなにないからすぐ読みきれる。おじいちゃんがかっこいい。ある意味で本当にヤクザ的な生き方を貫いた男の美学みたいなものを感じ取れる作品。

2019/02/16

紫 綺

単行本にて読了。着流しの似合う年寄りになりたいな。

2015/09/27

chiru

中学生の珠子と10年ぶりに娑婆に戻った祖父との交流を描く物語。ある日、父の日記を盗み見た珠子は「囹圄」の二文字に疑問をもつ。それが意味するものとは? 祖父が珠子に打ち明けた秘密とは…?祖父へつながる細い糸をたぐり寄せる珠子は、祖父の過去を知り、家を出てしまう…。素人の安全を守り、不良にまっすぐ向き合い、ヤクザのいざこざもスマートに解決する祖父。素人には手に負えない問題を次々に解決していく昔気質の任侠ヤクザが最高にかっこいい!任侠と家族のつながりを絶妙なバランスで温かく描く、ヤクザ・ノワールの傑作!★5

2021/12/08

kinkin

純粋に面白かった。長すぎず肩が凝らないし字も大きい。祖父の謙三は主人公のグランパパ。そのグランパパがなんともカッコいい! 本なので姿は見えずともJAZZ を歌ったりオシャレだったり粋なじいさんだ。ページ数は少ないけれどそこは筒井先生、読ませてくれる。ちなみに映画のグランパは菅原文太さん。

2015/09/26

初美マリン

刑務所かえりの祖父が戻ってきた。どんな展開になるのやらと思っていると次次と問題を解決する。死にますを探していたから怖いものがなかったのか、一本筋の通った素敵な老人だった

2023/09/15

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