聖徳太子 1: 日と影の王子 (文春文庫 く 1-23)
聖徳太子 1: 日と影の王子 (文春文庫 く 1-23) / 感想・レビュー
さら
登場人物の名前が漢字ばかりで読む速度がグンと落ちました^^; 後に聖徳太子と呼ばれる厩戸皇子。まだ1巻で17歳の若者(当時は立派な成人かもしれませんが…)。これから彼がどのように馬子とわたりあっていくのか楽しみです。
2014/09/05
いいほんさがそ@蔵書の再整理中【0.00%完了】
*聖徳太子1巻*物部氏に勝利した蘇我氏の絶頂期が幕を開けた。逆らえば…たちまち命を失うこの状況下で、厩戸皇子(聖徳太子)の孤独な闘いは静かに始まった。時の天皇すら傀儡にする老獪な大古狸・蘇我馬子を相手に、果たして彼はどう挑むのか!?(紹介文・他より)――日本史上の超有名人物、聖徳太子。実在説、非実在説から…役職名説と諸説は様々ですが、本作では実在の人物、14歳の厩戸皇子として、実に泥間臭く、人間的魅力溢れたタッチで描かれております。 ⇒続き
2014/03/23
浦
聖徳太子が厩戸皇子であった少年の頃を描いた作品。聖人と後に呼ばれる片鱗を少しずつ見せながら、やはり子供っぽい未熟を隠さない。そんな成長を描くって人物表現としてかなり難しいと思う。
2017/10/08
くっちゃ
磐舟の光芒のラストがそのまま冒頭の部分になっており、続きとも思えるような構成。しかし、あんなに詳細に描かれていた物部合戦がほぼ厩戸の心情の描写などで費やされており、守屋の出番はほぼ無し。しかしその辺は磐舟の~の知識を活かして脳内補完。あと当時の貴族と奴との隔絶。自分は聖人ではないと割り切り、冷めた視点を持ちつつも、ハタとの出会いを通じて考え方が変わっていく厩戸。奴も自分達も同じ人間であるという、当時としては革命的な平等思想。恵まれた環境を捨てる気は更々ないという気持ちいいくらいの利己的な面を持ちながら
2016/10/08
kiiseegen
いきなり有名な物部氏との合戦から始まった。6世紀、蘇我氏が大王を凌ぐ程の権力者に上り詰めている・・・。馬子の娘を妃にした厩戸皇子、じわりと物語は進んで行く。次巻へ。
2019/06/07
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