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弓削道鏡 上 (文春文庫 く 1-30)

弓削道鏡 上 (文春文庫 く 1-30)

弓削道鏡 上 (文春文庫 く 1-30)

作家
黒岩重吾
出版社
文藝春秋
発売日
1995-06-10
ISBN
9784167182304
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弓削道鏡 上 (文春文庫 く 1-30) / 感想・レビュー

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大阪魂

道鏡って悪人やっておもてたんやけどなあー黒岩さんにかかったらむっちゃえらいやつになってる!でも日本史やっててもよーわからんかった奈良時代のこと、ほんまわかりやすく読ませてもらってるわー吉備真備とか玄昉とか行基とか仲麻呂とか、用語集で見ただけの人らがむちゃ個性的で生き生き!孝謙上皇と道鏡の糸ー下巻が楽しみやわー

2016/07/16

くっちゃ

きらびやかな貴族達の生活に憧れを抱きつつも、僧として適当な位についてそれなりの生活を送りつつ、こっそり女を抱きながら生きられればいいなどという、なんとも現実的な考え方の兄郎(道鏡)。そんな彼なのにどうやって日本の頂点に君臨出来たのか。出だしからかなり興味をひきつけられた。特に阿部内親王に出会ってからの一途な道鏡ったらもう。そしてこの阿部内親王または孝謙天皇が魅力的。天真爛漫で頭もいいけど我が儘で、決していい王とは言えないけれど、道鏡に甘えるところが可愛すぎる。今までの黒岩重吾の女キャラで一番好き

2017/08/29

BIN

上巻は弓削道鏡の幼少の頃から看病禅師として孝謙女帝の寵愛を得だしたところまで。潔白な法師には興味ないけどここまで煩悩ありきの法師だから人間味があって面白い。徐々に法師として力をつけ、若き頃に一目惚れした女帝と懇ろになるサクセスストーリー。どの師匠も個性的で良かった。風の陣を読んで結果を知っているだけに最後がどうなるか非常に気になる。

2016/02/11

kiiseegen

悪僧のイメージが意外にもすっかり取れてしまった。政争の時代、一旦勢いの消えた藤原氏の巻き返しで恵美押勝(仲麻呂)が実権を掌握。この政権を如何に切り崩していくのか...下巻が楽しみだ。

2020/12/06

秋乃みかく

★★★★☆ 長らく積読していたのですが、最近古代史モノをずっと読んできた勢いでようやく手に取ることにしました。この巻は道鏡が50歳で念願の看病禅師となり、孝謙女帝の信頼を得るところまで。うわ~宮廷内ドロドロやねwでもそれが面白いんですけど(笑)道鏡というと怪僧、悪僧のイメージが強いんですが、この先どうなっていくんでしょう?下巻が楽しみ♪

2015/01/18

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